パネルディスカッション
教科における探究的活動と課題研究の接点
コーディネーター 木下 博義 准教授(広島大学大新宝测速6人間社会科学研究科)
助言者 長尾 篤志 主任視学官(文部科学省初等中等教育局)
パネリスト 井上 純一 教諭(広島大学附属中?高等新宝测速6 理科)
井上 優輝 教諭(広島大学附属中?高等新宝测速6 数学)
三根 直美 教諭(広島大学附属中?高等新宝测速6 国語)
山岡 大基 教諭(広島大学附属中?高等新宝测速6 英語)
本校では,研究主題を『「学ぶ」から「探す」へ-中?高6カ年の学びの地図-』に設定して3年目を迎えました。全体会では,本校3年間の教育実践研究を,よりよくご理解いただく助けとなるよう,パネルディスカッションを実施し,教科から探究へ,探究から教科への往還に向けた具体的な方法をご紹介いたします。
本校はスーパーサイエンスハイスクール(SSH)の指定を受けて19年目になります。高等新宝测速6で課題研究を中核とした教育課程を編成し,生徒が主体的?協働的に科学研究に取り組むのに必要な資質?能力及び態度の育成に注力してきました。この取り組みから,中新宝测速6,高等新宝测速6の新学習指導要領のキーワードである「探究」の方法論を導出することができると考えています。
本校では平成29年度に高等新宝测速6に入学した生徒から,全員が課題研究を行うようになりました。その指導や支援に向けて試行錯誤の上で開発した方法論を「広大メソッド」としました。試行錯誤で行うわけですから当然,「うまくいったこと」だけでなく,「うまくいかなかったこと」も出てきます。全教員で指導するために開発した方法論とはどのようなものか,課題研究の指導で得た経験知が教科指導にどのように生かされるのか,また生かすべきなのか, 探究に向けて各教科ではどのような学びを展開するか,中新宝测速6の学習とどのように関連するのか,生徒の学習がどのように変化したか???。これらの話題に関して,4人の本校教諭がパネリストとして取り組みを提案し,議論します。
本校SSHの研究協力委員である広島大学の木下博義先生に,コーディネーターとして議論を整理していただくとともに,文部科学省の長尾篤志先生からも助言をいただきます。
当日の様子を次の動画で公開いたしますので,ご参加いただけなかった方も是非ご覧ください。